BOSS THE MC MONTHLY REPORT 2002.09

おおおおっす  今月は遅れてしまいました  ごめん
なかなか毎月1日にアップとはいけなくて わりい わりい
8月は またデカイ勝負があったよ  フジから帰ってからはゆっくりして海行ったりしてた でももう北海道には夏はいませんでした・・・でも海の幸焼いて 喰って 飲んで コージとツルのバンド TOP OF Pのライブ見てと 楽しかった
そんで次の週 夏のフェスティバル第2段ライジングサンロックフェスティバルに殴り込んだぜい!
さーすが地元ってことで近くてリラックス感がたまんねー  現場着くと けっこうさみいのよ これがまたライブは俺的には バッチリ中のバッチリ  ま いつもなんだけどさ 僕ら全部ぶつけまくるってことしかライブの心構えは無いんで 要は気持ちってことでがっちりぶつけさせてもらったよ
ちょうど裏では 大物バンドがやってたらしいんだが あの空気 やああああばかったなああ!  あそこにいた奴ら ばっちり力もらったぜ!ありがとう 俺らもさいっこーの高揚感の中 音楽鳴らせれた PAにはドライ&ヘビーのウッチーがドカッと入ってくれて ぐわああああんと飛ばしてくれた あれヤバイ  打ち合わせ無しのその場のシンクロが段々成熟していく
光景はまじたまんなかった 札幌の顔役達がたくさん見に来てて いつもなんだけど いつも以上に外せないライブだったから 終わった後 みんなとの乾杯はサイコーだった
伝わって欲しい人には伝わり 初めて会った奴の感情の隙間にもサクッと入り込む ライブの一体感はその場でしか味わえない  あの音と 言葉と 光と 臨場感と 何より いまかいまかの期待感 それらが奇跡的に合体して天に上がっていくような夜
そういうものは ダイジェスト放送には映らない  あの場の空気をそこにいない人に 伝えようと思っても不可能だ あれはあの場だけのものだ だからフジとエゾのライブはテレビ放送は断らせてもらった
何かの理由で 来れなかった人たち ぜひ今度は あの場で会おう!
そしてあの場で会った人たち あれはもう毎日の空気に流れて行ってしまった 心には残っているか? またあの場で会おう!
ライブ映像は今 がっちり録りためてて ちゃんと俺らの納得する形で世に出します
そして31日 リキッドルーム・・・あの夜のことはほんと どう伝えればいいのか今もわかんねえ
今もその余韻で上がってるのかも 俺
1999のコアからイエロー、ハッパーズ、カイ、ブルー、代々木、そして6月のカイと 俺らと君ら 合わせて俺らが 積み重ねてきた音楽や、記憶、信頼が 爆発した!さいっこおおおおおだった 俺も 札幌からライブ行く時って ぶっ飛ばしてやるぜって
感じで行くんだ あくまで俺らがステージから何かを放つという様に  でも 客席から放たれる何か透明な力が ステージにガンガン届いてて もう 俺も上がりっぱなし すっげー力をもらいました ありがとう ほんとこれ以外 言いようがない ありがとう 
みんな  俺 最初のクワイエットストームの プレイの間のフロアーの雰囲気といい 最後のノリさんのプレイが作り出すあの
光景といい さいっこーのもの見せてもらったよ みんなを含めた俺らはあの夜 間違いなく一つだった
平等で 尊敬しあい 譲りあい 感謝しあう さいこーの仲間だった
COAST 2 COAST 2
RAGING BULL
TRANS SAPPORO EXPRESS
北風
アンダーグラウンドVSアマチュア

人斬り
ウルトラC
時代は変わる
BOSSIZM
STOICIZM
あの夜だけが
コンクリートリバー
続・腐食
STILL STANDING IN THE BOG
SMILE WITH TEARS
THANK YOU VERY MUCH MY FRIEND
CANDLE CHANT
AMENIMOMAKEZ
俺さ あんなの見ちゃったらさ ほんと この先には何が待っているんだろうって 全然 読めねえ
時代は変わるっていってやってきてさ いろいろ変わったわけよ 
でもそれは 俺らを取り巻く状況とか 簡単に言えば知名度とか金とか どこ行っても ぎゅうぎゅう詰めで待っていてくれるみんなの数だとかであってね それは やっぱり人の外の部分なわけさ もちろんそういうものが全くない状況から ここまで来たわけで そりゃすっげーことよ それはそれでね  そう変えるために 必死でやってきたし そこを変えねえと意味ねえって思ってたからさ
でもな あの夜とか 最近ライブの終盤の空気をみてるとさ
変わってきているのは 人の外の部分じゃなくて 心 人の中の部分じゃねえかって 思うのよ
ちょっとそれってすげーことだよな
俺 バカ正直に音楽の力 信じて生きてるけどさ ほんとすげーよな
あの朝方の光景 あれはクワイエットストームが まいた種を 俺らが2時間かけて少しずつ大きく 強くしてって
そしてノリさんが 最後に心を開かせて フロアーのみんなの 拍手とか手拍子とか 声とか 声にならない声とかが
あちこちに咲き乱れる  さいっこーだああ
俺にはプレシャスホールっていう場所が 幸運にも近くにあって もう数え切れない音楽との 感動的な夜を過ぎてきているんだけど 
あの幸せを 自分らの音楽 ブルーハーブの 音楽の延長で味わえるとは思っていなかった 対局にあって 絶対に 相半こそすれ
結び着くとは思っていなかった
それでいいと思ってたし そうあるべきだと思ってた
でもあの夜 ノリさんがかけた ずっと語り継がれてきた音楽 RED HOT,STANDING RIGHT HERE,SUMMER MADNESS, LOVELY DAYS,E2E4・・・・を聴いているみんなを フロアーで見てたら ほんとこれから先には何が待っているんだろうって思うよ 
ものすごい特別な瞬間に立ち会っているという気がするあのビルを一歩出ると辺りはいつもと変わらない風景で まるで数時間前のあのフロアーは嘘のようだった もう流れていってしまった後だった 俺らの周りを取り囲む 様々な憶測、噂、困惑、悪意、誤解  俺らのこの音楽を間にした 交流を ある人は 宗教と呼び、ミーハーと呼び、磯部氏はハイプと呼ぶ
言いたい奴には言わせておこう
ここまできてわかってもらえないのなら
あの光景を見てないのにわかったというのなら
あの光景を見た上でわかってもらえないのなら
もうしょうがない
悲しいがここじゃよくある話だ  
俺らを信じてくれている全ての友達よ
みんなを含めた俺らは 誰もいない所に行こうとしている 俺はそんな感じがずっとしてる
どこに行こうとしてるのかはわからない 全く読めねえ この行軍は 長く続くだろう
周りは拒絶するものもいれば 冷笑をあびせるものもいるだろう
卑怯者の陰口はネットで踊るだろう あらゆる手を使って道を阻むだろう
中学生でも口ずさめるラップがラップと言われるだろう
しばらく日本はこのまま行くだろう
しかし 最後の最後には 俺らを認めざるをえなくなる 
最後には 本物の音楽だけをノリさんのようなDJはかける
最後に残った自分のために踊る全ての人は 本物の音楽だけを聴き取る
さ どこまで行けるかわかんねえけど がんばっていくかい!来週沖縄行って アルバム発売の2日後 あのベイサイドから始まったツアーは終わる
いろんな街 いろんな箱 天気 メンツを前に 俺らは 誇り高くやらせてもらった
きてくれたみんな 支えてくれたみんな 本当にありがとうございました
ま 年末にかけて ライブはやる 10月は 九州行く! ひさびさ福岡にも帰る!
そこで会うことになるみんな その時を分け合おう9月はリリースが2つ
ONOとASAのユニット シガムのミニアルバム 「BEAUTY」
刃頭のアルバム 「THENEWBORN」に feat ILL-BOSSTINO で「野良犬」収録
こっちはもうすっかり秋近しってかんじだ 
スタジオ結構入って 年末にかけてがんがんリリースします お楽しみに
でわ みんな元気で