MESSAGE FROM BOSS
2007.10.9
ども。札幌に帰ってきました。さ、寒いっす。南国の日々がまじで遠い異国の思い出のようです。今日は冷たい雨が降ってます。紅葉も始まってます。こっからは冬までは早い。昨日ストーブも出しました。
沖縄。どこまでも突き抜けてる。俺等北の人間には驚きに溢れる南国。今回は2日間ライブやらせてもらいました。初日は那覇。3回目。大入りでした。絵描きやDJ、MC、酔っぱらい、地元の面々も勢揃い。人が入り乱れるステージ最前線はカオスの様相。熱いライブでした。3度目だったんだけど、行く度に人が増えていってる。昔からの友人、今年からの友人、皆の理解に感謝です。その日は沖縄にとって意味深い日だった。そんな日にライブ出来て光栄でした。翌朝すぐに名護に移動して、ブルーラグーンフェスに出演。昼1時のリハの時点でマジで暑く、ぶっ倒れそうでした。出番も16:00。太陽が輝いてる下のライブ。暑かった。もうね、レゲエがピッタリなんですよ。太陽と海、ビーチ。はっきり言って、北からやってきた俺等のシリアスな音楽なんてここに合うのかな?って思ってた。でも招かれて来てる以上は誇り高くやるしかねえ。っていうか出来る事はこれしかねえ。そう信じて出て行った。ステージに上がって50分。お客はマジで熱かった。どこでやろうと変わらない。俺等の音楽に意味を与えるのは気候や景色じゃない。聴いてる皆の心だったんだ。ありがとう!力もらいました。その後はもうずーっとオリオンビール飲んだくれて、ユルユルで遊ばせてもらってました。両日とも手作りで、暖かく、平和で、人の温もりが込められたパーティーでした。ありがとうございました。ソウちゃん、色々世話になった。ありがとうな。
翌日からは大とも別れ、音信不通。本気でのんびりしてた。そして那覇に戻って、大と合流して、飲んで、喰って、ぶらついて、また飲んでってやってたら、台風接近らしく、飛行機飛ばなくなるかもしれないので、1日早く長崎に向かいました。
2回目の長崎。前回は夜遅く着いて、ライブして、朝起きて速攻帰るパターンだったので街の印象は駅やホテルの周りくらいでほとんど記憶に残ってなかった。今回は3日あったんで、かなりあちこち歩く事が出来た。これがまた風情のある街だった。細い路地裏の景色なんてマジでかなりキテる!そういう所あてもなくうろうろするのが俺の旅スタイルなんでね、かなりツボ入ってました。美しい場面がそこかしこに沢山あった。そして飯がう・ま・い!飯もだけど、いい感じでいろんな国の文化が混ざっててさ、こういう街ってあんま無いよね。悲しみも含め、長い歴史がこの街を創ってた。肝心のライブも、オーディエンスとの距離が近い箱だったんで、隠し事なしの気持ちと気持ちの会話が出来たと思ってる。皆の声はちゃんと俺まで届いてましたよ。モトラ!カタヤマ君、教授。そして全ての長崎の友人達、そして九州中から集まってくれてた皆、ありがとう。
そして進路を一気に北へ向けて飛び立った俺等が着いたのは弘前。2回目。前回、初上陸、初対面の緊張感をいい感じでほぐしてくれた仲間達が待つ街。会場も1から作ってくれていて、地元の音楽家の皆の顔つきからも気合いがびしびし伝わってきました。季節はもうすっかり秋になっていて、外は雨が降ってたりしてたけど、中は熱い事になってた。北の街はそうなんだ。口は軽くなく、芯が熱い。ライブも俺等が今、思っている事、信じてる事、出来る事を全てやらせてもらった。皆、そこにいて、最後まで聴いていてくれてありがとう。久々の友人や、若いヘッズ、音楽好き、わいわい話し、飲んで、楽しい夜だった。青木君、そして笑いの尽きない素晴らしい仲間達。皆いい顔してる。話したい事は山ほどあったが、今、言いたい事はこれに尽きる。君等と出会えて、そして弘前の皆の友人達に俺等を紹介してくれて感謝します。今度はゆっくり遊ぼうぜ。
さあ初上陸。宮崎、鹿児島。イメージや噂じゃない、ありのまま、生身のTHA BLUE HERBがやってくる。皆、リラックスして音楽を楽しもうぜ。
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