MESSAGE FROM BOSS

2008.7.1(#4)
山場は続く。翌週はKAIKOO以来の横浜。青の旅団が速攻戻って来たぜ。羽田空港からも近く、さくっとホテルに荷物を置いて、目指すはそう!やはり中華街っしょ!
こ・れ・が、旨かったな。早くも来て良かったモード。辛いって聞いてたけれど俺等スープカレーで鍛えられてっからね、余裕だった。今夜の箱はリザード。リハも入念にダイがPAさんと音を創ってったのもあって、出音バッチリだった。約1ヶ月ぶりにもかかわらず、後ろまでびっしりと詰めかけてくれたお客の熱気で、早くも薄くなった空気の中、ライブはスタート。KAIKOOや先週までの50分セットじゃなく、離陸から着陸まで、言い残しなし、いつものフルセット仕様の2時間。あれが正真正銘THA BLUE HERB SAPPORAWです。オーディエンスのテンションも最後まで落ちる事なく、一気に突っ走ることが出来ました。マジで最高だったよ、横浜。
ありがとうございました。終わってからはZZ PRODUCTIONの皆、根木君や地元の仲間達と再び中華街で飯。徳島以来のステルスの面々や、サ上達と、喰らい、話し、笑い、語り、飲んだ。言い尽くせぬ、いい時間だった。そして俺はまだまだ遊び足りないダイを置いて、ホテルまで、夜の中華街を迷い歩きながら、さくっと就寝。

翌朝は、な、なんと朝6時起き。横浜から電車乗り継いで長野まで行かなくてはならない。目指すはTAICOCLUB'08。移動的に今年上半期の山場。横浜から八王子に向かう段階で早くも通勤、通学ラッシュに巻き込まれ、終始無言、省エネモードで乗り切る。八王子から特急、そんでローカル線を経て、迎えの車に揺られて、会場こだまの森へ到着。着いて速攻リハ。リハ終わって飯。飯喰って昼寝。で出番。もうくったくただったけど、フェス独特の空気で本番前には戦闘モード。どんな客層なのかも全くわからない、やるしかねえって出て行ったら、果てしなく向こうまで埋め尽くしていたお客、お客。上がったぜー。で、があ!っつりやらせてもらった。
最後のAME NI MO MAKEZでは1999年の京都でのライブ以来、やってる途中に雨が降るという奇跡が。キテたねえ。皆のシリアスな想いがあの場を支配し、演出していたんだよ。それはステージにいる俺等からは明白だった。どうやら俺等はまだまだすげえ事になっていくんだな。皆、ありがとうございました。終わってからは、田中フミヤ君聴いてレイハラカミさん聴いて、フェス飯喰って、飲んで、騒いで、満喫してました。TAICOCLUB、最高に楽しいことになってました。お疲れさまでした!

翌週は富山。近隣の金沢、福井はもう何度も行ってるんだけど、富山は初上陸。出発は夕方のフライトだったんで余裕かましてたら、何と聞いていた出発時間と違っててギリギリセーフ。あーぶね。で、乗ると、飛行機、なんと国際線仕様。しかも俺等の席は前の方でファーストクラス仕様!がっちりベッドにして、最高快適な1時間半。
着いた富山。富山市ではなくて今回は高岡市ってことで、そっからしばらくのどかーな景色の中をドライブ。今夜の箱はダンケ。一足先にO.N.Oが去年の秋に来ていた箱。
結構苦労した音作り。俺等のライブはね、言葉が聴き取れないともう、お手上げなんで、そこは何時間かかってもしっかりやらなくてはならないんだ。それでも、言葉が聴き取りにくいライブになってしまう事も多々ある。お金を払って、遠い所来てくれたお客には本当に申し訳ない。完璧への道はまだまだ遠いよ。で、飯です。飯は俺等事前に日本海の海の幸をリクエスト。で、アワビの刺身のデカさにびっくり。そして旨さに降参。完敗。すんませんでした。こんなの喰ったことねえよって位やばかった。ライブはしっかり2時間。この街も熱かった。絶え間なく、ステージに大挙して押し寄せて来る、皆の心の熱さに上げられっぱなしでした。皆、ありがとうございました。
 
翌日は京都。しっかり寝たので、着いたらもう真っ暗だった。箱はいつものウーピーズ。今夜はTIGHT10周年京都版って事で、東京からDJ YAS、DJ QUIETSTORMも一足先に到着。ゆっくりなごみながらリハやって、飯。飯はもう最近はずっとここ、龍門。西日本最高の味と、京都の仲間が誇る店。ここがほんっとうに旨い。がっつり喰って、さあ本番だ。この夜のセットは70分。言いたかったことは全て言わせてもらった。京都と、東京の中野は俺等にとって特別な街だ。これは他の街と比べた時の優劣の問題なんかじゃない。単なる長い歴史の果ての成り行きだ。木屋町と狸小路、中野と平岸。色々なエピソードと共に、その間の道を辿って、俺等はお互いの地元を
訪れた。音連れた。だから言いたい事も、対象もはっきりしてる。そしてそれは時の流れとともに移ろっていく。もういなくなった仲間、来られなくなった仲間・・・。
君等が、多くの別れを抱えながら、思い出を抱えながら、なおも笑い、生きていく姿を見ていて、俺自身の心に浮かんだ言葉は沢山ある。その言葉達を組み合わせて出来た曲もある。SOULの話だ。友人達よ、これからも俺は見てるぜ。DJ WESSUNの素晴らしいプレイを聴きながら、極上の酒を飲んだ。京都の皆、ありがとうございました。
 
翌週は、久々の週末札幌オフ。しかもパーティーラッシュになっていて、愉快な仲間とあちこち遊び歩いてた。ダイとJUN-GOLDのパーティーにはGOMAちゃんがゲスト。
観る度、聴く度に1度たりとも同じ様なライブはやらないね。今回も良かったぜ。間違いない。で、ZEPP札幌に行くと、ここでもSUNPAULO、DACHAMBO、CRO-MAGNON、KUNIYUKIさん達がライブしてた。全部は観れなかったけれど、沢山人来てて楽しい事になってたね。俺も心解放して、音楽を目一杯楽しんだ。ZEPPを出てまーだ遊び足りねえって言う俺等が辿り着いたのは、MORROW ZONE。MJPやN.O.R.T.H.C'Zが、いつもの良いヴァイブスで迎えてくれて、上がってワイワイ飲んだ。



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