MESSAGE FROM BOSS
2008.10.1(#3)
さあ!「秋の輝きツアー’08」が始まります。いよいよ出発です。ポスターもフライヤーも送って、セットも組んで、練習に次ぐ練習して、ツアーTーシャツも作って(カッコイイよ)もう後はやるだけだ。その日、その時間、その場所に行くだけだ。各街に根を張る古くからの友人達、そして今までライブで呼んでくれた友人達には本当に世話になりました。今回は自分等の企画なんで、全ての街、宣伝とか色々な仕込みをしなくてはいけなく、でも各街の路上を歩いて、お店を回って、ポスターやフライヤーをまくってのは、札幌なのでできなくて、そんな時、各街の友人達が俺等の代わりに忙しい中、回ってくれて、本当に助かりました。ありがとうございました。この借りは必ず返します。
先月も言いましたが、今回のツアーは全日程、ライブの時間は真夜中ではありません。18:30に会場オープンして、ほどなくNORTH SMOKE INGのライブが始まります。俺等のライブが終わるのは22:00前です。皆、それぞれに仕事の都合とかがあると思うけれど、何とか時間を合わせて、一曲目から聴きに来て欲しいです。お客が多くても、少なくても、もちろん俺等のモチベーションは変わりません。
しかし俺等、今回のセットはかなりの入魂で挑みます。去年の春から続けてきた俺とダイの二人芝居。常に自分等のライブの質を自分等で疑い、執拗にほころびや隙間を探し、改良に改良を重ね、再構築に再構築を重ねてきたTHA BLUE HERBのライブ。俺とダイにはしっかりと見えています。ずっと目指してきた「理想のライブ」と呼ばれる透明な時間と空間の彫刻のイメージが。もう少しだ。それを完成させる時が来たんだ!ツアー後、12月は単発でライブのスケジュールは入ってはいますが、来年は制作に没頭する感じでいこうと思ってるので、ここは是非!観てくれ。21世紀初頭、THA BLUE HERBとオーディエンス、そう呼ばれることになる現象の、一つの結果を見届けてください。
今回のライブツアーは全ての会場、前売りチケット売ってます。各会場で買える所もあるし、あとはローソンやぴあで売ってる街もあります。
例えばローソンだと、Lーコードをお店の機械(LOPPI)に打ち込んで買う形になります。ぴあだとP−コードになります。各会場、チケットを売ってる場所、Lーコード、Pーコードの詳細はこの前の9/26更新分に載ってます。
先月触れてましたが、O.N.Oの自身2枚目のソロアルバムが発売になります。店頭発売は11月21日。その前にここのオンラインショップで先行通販します。音、もう出来てきてますが、ぶっっっっちぎりのスーパーハード。全て言葉が入っていないインストなんですが、ドラムやベース、更にシンセがこれでもかって位、BLOW YA HEADって感じでひたすら饒舌に煽ってきます。詳しくは来月。楽しみにしててくれ!
そして今月、久々にオンラインショップが開いてます。春、夏版を経て「SEASONAL BEST:AUTUMN」が発売になってます。ミックスはもちろんDJ DYE。今回は最も得意とするダウンテンポな楽曲でまとめてきました。寒くなってくると思考は内へ向いていくんだけど、そんな意識の旅にはばっちりです。更に、THA BLUE HERB「TRAVEL JAM」をミックス内で分解、再構築してまして、語られてるカトマンズ、マラケシュ、アムステルダム、バンコクのエピソードが意識を「西へ、西へ」と旅へ連れてってくれます。間、間に挟まれる曲もとことんまでドープ。いかにも俺等が産まれた秋って感じの作品です。オンラインショップ分の在庫がなくなり次第、閉めます。昔作ったステッカーですがオンラインショップ限定で付けます。店頭発売は10月10日。直接の取扱店はまたここで告知します。よろしくです。
さあ、仙台に出発だ。北は青森から、南は鹿児島まで、北風に乗って一気に駆け抜ける。列島中の音楽愛好家の心を、紅く染めあげていく青の旅団の季節。初めて行く街には記念すべき1回目、2回目の街には記念すべき2回目、何度も行ってる街には記念すべき日常の中の1日、それぞれの、2度と戻って来ない特別な時間と空間を使わせてもらって、シンプルに札幌なまりの言葉と音のたった2つで、単なる馬鹿騒ぎ、簡単に出来るぶっ飛び自慢や罵りあいではなく、人生における特別な何かという領域まで、俺等は本気で行こうとしているよ。皆、楽しもう。
AUTUMN BRIGHTNESS TOUR'08の始まりだ!
健康で。
ILL-B
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