MESSAGE FROM BOSS
2010.9.1(#1)
もう9月。まだ暑いけど、しかし確実にゆっくりと、1つの季節が暮れて行くね。
8月はライブ三昧だった。実際にライブしていない日も、ライブの疲れを休めたり、準備したり、ダイと練習したり、移動してたり、と、全てライブのために時間を使ってた。こう言うとこう思うだろうな、この後この曲やればこうなるかな、とかいっつも考えてた。PHASE 3.9ツアーもマジでいよいよトップスピードに入ってきてて、各地のオーディエンスもそれにしっかり呼応してくれてて、いつものようにガチ上がりで大騒ぎしながらも、どこか刹那的に、大切に、我々に残された、減っていくしかない貴重な時間を分け合ってきた。何も事情を知らない(悪いって言ってるんじゃない)物見や冷やかしで来てるお客はもうほとんどいなくなってるね。それでいい。出来るだけ多くの人に聴いてほしいとは今も思ってるし、まだ会ったことがない人達にはもちろん誰も遅くはないと思ってるけど、今になって、薄くなってまで、無理してまで、このパーティーを広げたいとは思ってはいない。仮に満員にならなくたって(ま、ちゃんと満員になってるけど)、それぞれ想いを携えて来てくれてる人が少しでもいてくれればそれでいいです。こっち的には十分ありがたいです。今はもうそういう段階です。週末の鬱憤を晴らすためじゃないし、ぶっちゃけ流行の音楽を聴く場でもない。そこに価値を見出した人達同士の、小さいがどこまでも深い、別れの宴だ。ここまで、各地の一瞬一瞬が、一曲一曲が、一言一言が、いつも以上に意味深いものになってきて
ます。俺は譲れやしないこの夜だけは。別れ際、全ての街、集まってくれた皆との間には、必ずあの柔らかな名残惜しさがあったね。そして俺とダイはそれを振り切って帰ってきた。もう、あの夜から俺等は、(俺等とは、ね?)随分離れていってしまったけれど、札幌で、俺はちゃんと憶えてるから。
各地、手伝ってくれた皆、集まってくれた皆、ほんとありがとな。
PHASE 3.9ツアーもあと10本!
オンラインショップで2010年ツアーTシャツ販売中です。今回は2パターンあります。1つは表が「サイの角のように」裏が「1997年から無限大」ヴァージョン。もう1つは胸に例の漢字を発砲プリントで入れたもの。白地へのプリントは若干薄めの青です。よろしくです。
盟友FESNの森田貴宏氏の新作DVDが何やらとんでもないことになってるらしい。早く観たい。会う人等、皆、大絶賛中。どっかのクラブで何気に画だけを
流したら、皆、魅入っちゃってパーティーになんなかったとか!
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