MESSAGE FROM BOSS

2010.10.15(#1)

10月。PHASE 3.9ツアーの終盤の総仕上げに出てました。更新遅れてすまんです。列島、気づけば秋。北はもう既にかな〜り寒いっす。


さてと。全てが、終わりました。

PHASE 3.9ツアー、すなわちPHASE 3におけるライブは全て、もう終わってしまった後です。



2007年6月8日に北見HOOPLAでPHASE 3のLIVE STORYを始めてから、3年半日本中くまなく179箇所、全ての日程が終了しました。全ての街、全ての夜、出会った全ての人達、本当に貴重な時間を与えてくれてありがとうございました。

PHASE 3.9ツアー、各街に自ら出向き、終演の幕を降ろしてきました。皆の期待、俺等の期待、双方の高まりの中、時は深まっていきました。
無論、思い通りにならない場面もありました。でもね、「ここは絶対、記憶に残しておきたい」、そんな想いが送り手、受け手にありました。
確かにあったよ。そして時として、送り手は受け手に、受け手は送り手に、入れ替わりながら、互いに前向きな気持ちを与え合って、疲れや暑さや、俺等の会話を妨げようとするあらゆる要素から、突き抜け、上り詰めるために励ましあってきた。この夜の土壇場に皆、しがみついて輝けるエンディングを分け合ってきた。理解の賜物です。あの六本木コアのある種一方通行の極地のようなライブからは、考えられないほど、我々は近づいた。感謝し、感謝され、PHASE 3は色づき、散っていった。極上のノンフィクションのドキュメンタリーを見てる感覚だったよ。

覚悟はしていたが、長いツアーだった。途中風邪もひいて、治して、またこじらせてって険しい局面も確かにあった。でも無事、機材に関してや移動、公演中、大きな事故もなく、最後まで行けた。ノドは最後の「ありがとうございました」まで言葉を発し続けてくれた。
全公演、当初に予定していた全ての曲を演奏できた。これらのことに何よりホッとしている。色んな人が混在しているダンスフロアー、思いがけず、調和が乱れかけることもあったが、いつも最後はハッピーエンドだった。皆に、そこにいる全員に感謝を持ちステージを降りることができた。これに尽きる。

「BROTHER」から「THE WAY HOPE GOES」、「STILL STANDING IN THE BOG」、「MOTIVATION」、「時代は変わる」、別れの挨拶、「未来は俺等の手の中」。どの街でもここで必ず結集し、1つになり、上り詰め、直後の輝けるエンディングを迎えてきた。

全ての街、チケットを売ってくれて、友達を誘ってくれて、機材を準備してくれて、俺等を迎えに来てくれて、音のセッティングを整えてくれて、旨い飯を食べさせてくれて、旨い酒を飲ませてくれて、最後、送り届けてくれた全ての友人達よ、お世話になりました。この御恩は忘れません。


そこに、底にいてくれた人、全てに感謝を捧げます。

ありがとうございました。




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