MESSAGE FROM BOSS

2012.8.1(#3)

ここからは各地のツアーレポート。写真もPCサイトにたっぷり上がってます。各地、好意と心意気で撮影してくれた皆、本当にありがとうございます。全てを載せれなかった事、お許し願います。そしてブッキング、ステージ設営、パーティーのスタッフ、皆の仕事のお陰で各会場、悔いを残さずに後にできてます。
お疲れさまです。そしてありがとうございます。ライブの情報を拡散してくれた皆、多くの人に知ってもらえて本当に助かりました。ありがとうございます。


さあ、駆け足で振り返っていきましょう。


名古屋。このツアー道外最初の地。思えば「LIFE STORY」のリリースツアーも道外は名古屋から始めたんだ。箱はいつもの名古屋クアトロ。ここ、俺的に、やってて言葉が凄くクリアに、目の前の空中を飛び交っているのが感じられる場所なのです。なのでここを最初の地に選ばさせてもらったと言っても過言ではありません。ホテルも同じビル内だしね。とにかくライブに集中できる場所です。ここで幾多の勝負を繰り広げてきた。まずは、鰻だ!しっかり喰って本番に備える。お客も幸先よくばっちり集まってくれた。DYEが出て行った時点での歓声、震えました。最前線に帰ってきた。さあ始めよう。やはりいくら予想をしたって本番の空気はそこにしかない。2時間半の長丁場、想定外の場面は何度も訪れる。その度に瞬時の反射神経で乗りこなしていく。何度もお客に救われました。最初が名古屋で良かった。良いスタートになった。ありがとうございました!この日はノンアルコールで、宿でライブを再検証して、早めに就寝。

大阪。蒸し暑い。北にはない空気。新幹線、地下鉄乗り継いで箱、クアトロへ。移転して新しくなってる!リハの時点でも、出音がタイトで言葉がはっきり聴こえる。こりゃあ俄然本番が楽しみ。飯は1人でサクッと王将へ。何せライブハウス巡業なので、午後7時にはライブが始まっちゃうのです。まだ時間の流れにも慣れてなく、慌ただしく動いてた。お客、この日も沢山来てくれた。上がるぜ〜。よっしゃ行ったるか〜。先日の修正点をしっかり踏まえて、PAのサニーさん、照明の畠中さんと4人で1曲ずつ進んで行く。お客もいいノリ!2ラウンド目にして既に見えまくってました。ありがとうございました!大阪最高だった。いつもながら間違いないっす。で、終演後のビールがマジで旨かった。色んな友達が集まってくれていて、ワイワイ楽しい楽屋裏。そんな中でも
メンバー皆で綺麗に片付けてからの、居酒屋打ち上げ。大阪の友人達の笑いが炸裂してました。帰りに喰った揚子江ラーメンがあっさりで旨かった〜。

福岡。一路西へ。着いた日はオフ。洗濯&事務仕事。ここに来てアジアっぽい空気。やっぱ九州は違うわ。サニーさんお薦めのラーメン喰って、早めに休む。
翌日も湿った空気に曇り空。箱は何度もやらせてもらってるDRUM BE-1。リハ後、ライブ前の食事はいつもの紀文。ここはマグロ料理が最高に旨いのです。
箱に戻ると既に入口にはお客が。九州は今回福岡だけなので、あちこちから集まって来てくれた。で、本番。んん、今日のお客、ちょっとおとなしいかもな。OK。ならばって感じでこっちからガンガン煽っていく。少しずつ縮まってくる心の距離。そうそう、この感じ、このエネルギーが段々と集まってくる感じ。
ステージ勘っていうか、勝負勘っていうか、こっちも目覚めていく感じ。ライブは毎回違うし、成功なんて約束されてないし、展開が読めないが故のライブ。そんなトンネルを抜け、最後は満場の拍手を浴びさせてもらいました。ありがとうございました!輝けるエンディングでした。締めは連夜のとんこつでした。

京都。ここまで3戦、PAと照明との絡みも仕上がってきてる。しかし道は険しい。重要なヤマ場が続いていく。一転東へ。TBH第2の故郷、京都へ向かう。
何か、祭り囃子が聞こえてきてたな。相変わらずの風情。箱は2回目、MUSE。前回も良かったけど、まだ行ける感を残していただけに、俺等も箱側も気合い入りまくってた。箱側でも独自でフライヤー作ってくれててマジで感謝っす。流石京都だけあって開演前からも友人が続々楽屋に集合してくる。さあ本番。
キテたね〜。っていうか遂にって感じな大爆発。どっか〜んって感情がお客も俺等も弾けまくってた!長年京都でライブやらせてもらってきたけど、この日が最高だったんちゃう?こっちはそう思ってるぜ。皆の突き抜けっぷりに最初から最後まで上げられてました。ありがとうございました!終演後は皆で龍門へ。西日本首位の座は変わらず。日頃の野菜不足も一気に解消。バカ話にバカ笑い。そのままドヤドヤPONへ。MUSE店長の乾杯の音頭4連チャンに一同撃沈!

東京。ヤマ場は更に続く。ここは究極険しい。ホームLIQUIDROOM。1ヶ月前にはソールドアウト。当日券はなし。殺到混み合うゲストリスト。大一番。
でも、ここまで来ると、もう気持ちは出来上がってた。ここまでの一戦一戦を切り抜ける内に技術も度胸もばっちり到達してた。妙に冷静だった。いつもの「後はなるようになる」ってやつよ。ぶっ放すだけの話だ。さすが1000人越えるお客の歓声はハンパねえ。地鳴りのようだ。前半は少し気持ちが空回っていた瞬間もあったけど、大丈夫、ストーリーは長い。局面はたっぷり用意してある。どっちみちハメてやる。お客との相乗効果が倍々で高まっていく。言葉も音も、重厚でありながらどこまでもクリア。これがLIQUIDROOMでやるTBH品質。至上の更に上ってやつを垣間見た夜だった。ありがとうございました!
毎回、詰めかけてくれて、しかもがっつり上げてくれる東京のオーディエンス。感謝の言葉に並ぶものなき、心から愛すべき友達ってやつだ。また会おうぜ!

仙台。遂に来た。震災から100日後、クラムボンのライブに飛び入りさせてもらって以来、ずっとこの街で伝えるべき言葉を探し、見つけ、磨き、録音してきたんだ。ここでやるために創ったようなもんだ。静かな闘志が燃えていた。お客が多かろうが少なかろうが関係ない。言葉を残す、それだけ。そこに真理があれば、それらは自ずと伝わっていくはず。まずは伝える事だ。ツアーも徐々に深い時期に差し掛かってきててメンバー皆、疲労も蓄積されてきてる。そんな意味でも気持ちの力が試される一戦。迎えた本番、そんなこっちの気合いの更に上を行くテンションのお客が待っててくれてた。これにはマジで救われたよ。シンクロなんてあっという間。お互い気持ち開ききってて、一気に上がってく。シリアスなメッセージもそんなダンスフロアーに自然に浸透していく。勇気を出して踏み出して良かったと思えたよ。ありがとうございました!無限のSOUL POWERを全員で共有できたよね。皆、どうか元気で。健闘を祈ってます!



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