MESSAGE FROM BOSS

2013.1.1(#2)
2012年、6月からライブを始動して半年。まだ半年ですが随分遠くまで来た感があるね。昔から支えてくれている人、そして今年から合流してくれた人、人それぞれですが、ステージでも言ってますが、まだ全然遅くない。まだ余裕で間に合ってる。皆、等しく有り難いっす。そんな皆のおかげで、やってる俺等も今よりももっと良くなろうと思え、研究して、イメージして、そして実際に練習してって感じで切磋琢磨させてもらってます。「今何歳?」って聞くと「21歳」と答えられたり。20個下かよ!と。でも「出会えて良かったです」ってかしこまって言われて、そっか〜、長くやってるとこうなってもくるよな〜って1人で感慨深くなってたりしてました。「LIFE STORY」から知ったって人もたくさん会った。そうかと思えば、1999年の博多ODから来てくれてて今年も来てくれた人や、2000年の名古屋のマーダーから来てくれてて巡り巡って一緒に仕事する事になった人もいる。聞けばビートルズがリアルタイムという65歳の大先輩に来てもらったりも。ウルトラ Cのイントロに1秒かからずに反応してくれる人なんてどの街にも大勢いるぜ!最初のシングル出してからもう15年。初めて北海道以外でライブやってから13年。ここまで本当にたくさんの人達がこのパーティーにやって来てくれて、ある人は残ってくれて、そしてある人は去っていった。そしてこっちはこっちで去る者は追ってはこなかった。ただの1度も。ライブ中、帰っていく人を目で追いながら、でもラップし続けながら「あ〜帰っちゃうんだ。ここから先が我慢した甲斐があったっていう領域に入っていくのになあ」って。そしていつ、どこででも来る者は拒んでこなかった。オーディエンスに年は全く関係ない。無論性別も全く関係ない。でも、今となっては自分の娘くらいと言っても良い年の人にライブに来てもらい、前向きな何かを感じてもらってっていう現在はさすがに予想してなかった。有り難い。頑張ります。引き続き宜しくお願いします。



ここからはツアーレポート。師走の列島、完全実録です。

博多。5ヶ月半ぶりに戻ってきた。独自のヒップホップが息づいている街。ヤベえMCがウジャウジャしてる界隈、親富孝通り。いつだって気合いが入る。
思えば初めて足を踏み入れたのは1999年だった。季節も今くらい。O.N.Oが俺のバックDJやったのはその日が最後だった。あれからも何度も来てるよな。
舞台はKIETH FLACK。いつしか流れ着いた俺等の博多のホームだ。ヒッキーの運転で向かう。大雨、雷。MANTISとも久々の対面。彼は1999年からの付き合い。お互い生き残ってんな〜。PAでナオミも来てくれてる。飯は前回に引き続き鮪の紀文。間違いなし。MANTISのヤバ過ぎなプレイの後、俺等の出番、良い感じで今回も入ってくれてた。渾身のロングセット。100分超え。でもあっという間だったね。集中力、皆、バッチバチだったからね。マジで至極でした。そこで聴いていてくれてありがとうございました。終わってからもワイワイ旨い焼酎呑む。博多の仲間大集合で最高に笑いに満ちてました。

長崎。4年ぶり。結構久々だな。そしてやはり、雨でした。盟友MOTORAの出迎え。変わらぬ間柄。いい感じだ。そのまま箱、初めての舞台、アストロホールへ。この日はハードコアバンドとの対バン。主催の大祐とも対面。引き続きナオミも一緒に来てくれてたのでリハはスムーズ。飯は長崎って事で、チャンポン、皿うどん。ゴチ!箱に戻ると、結構入ってる!悪そうな奴等が一杯!いいね〜。名古屋から来ていたBLACK GANIONと久々の再会。上がる!俺等の前は主催の大祐率いるCYANIDE CHRIST。ステージ上で語られる、この日への想いが俺にもばっちり伝わってきた。さあ、俺等の出番。この日は1時間セット。立ち止まらずに一気に突っ切る。お客もばっちり上げてくれる。相当熱い事になってたね。瞬時にシンクロしてそのまま一気に登り詰めた。俺等と長崎も遂に極まったな。そこで聴いていてくれてありがとうございました。打ち上げでも色んな人達と話し、笑い、乾杯して、極上な夜だったね。



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