MESSAGE FROM BOSS
2013.4.1(#4)
山口。4年ぶり4回目。長州の末裔達との宴を楽しみにしてた。いつもながら着く頃には真っ暗。舞台はPEOPLE。4回目の山口でもここでやらせてもらうのは初めて。でも昔から良い感じで繋がってたから、初めて感、全くなし。むしろ帰ってきた感、大あり。この日競演する音楽家達との談笑。ほとんどが再会。皆、心許せる友人達。正直、俺自身病み上がりだったので、この夜を超えられるかで精一杯でしたが、常に笑いが間にあって良い雰囲気だったね。
飯も旨いおでんをいただく。さあやるか!お客、近い。限りなく1対1の接近戦だ。持ち時間も1時間しかなかったので、ノンストップで言葉を撃ってく。あっという間だったね。皆、そこで聴いていてくれてありがとうございました。俺等の後は山口名物BUPPON。俺等の前にやってた焼陣もそうだけど、最初会った時からどんどん器が広がって、それが音楽に現れてきて、2人それぞれの個性もリリックの内容で解るようになってきてる。両者の人生の熟成が感じられる良いライブだった。その後のINGENIOUS DJ MAKINOにいたってはいぶし銀やね。揺るぎない安定感。ZONOKEN、御世話になりました!
島根。ここは久々、9年ぶり。9年って結構長いよね。でも9年前のライブの事は憶えてる。あの熱気、興奮、合唱、マジでその9年前の時点で、そこまでやってきて、ちゃんと届いてたって事に感動させられたんだ。あれから9年。生き残ってまた帰ってこれたぜ。山口からの移動は長かった。でも車窓から見える景色が美しくて心は安定してた。あの線、岡山から島根とか鳥取に向かう線、備中って呼ぶのかな、景色きれいだよね。着いてもまだ明るく、早速リハ。9年前と同じ箱、B1。ド渋。音、良し。あの夜が思い出されて自然、高ぶる。飯まで時間があったのでE.A.Dでレコード掘り。そして旨い刺身、鶏料理をいただきチャージ完了。さあ本番。期待しすぎるとがっかりする事もあるからなんて少し思ってもいたけど、そんな杞憂など一瞬で吹き飛んでいくばっちりなライブになりました。皆のテンション超高くて、こっちがずっと上げられまくりな100分。どこまで行くのって感じで壮絶でした。島根間違いないな。そこで聴いていてくれてありがとうございました。初対面があれで、9年後があれって何かあるね。符和君始め仲間の皆、御世話になりました!
そして、俺はそこにいた。色んな所を旅しても、いつも最後に戻ってくる場所、プレシャスホールの朝方。普通の日。ド平日。2ヶ月ぶりにそこにいた。そしてこの2ヶ月の旅を思い返してた。で、何気にふと見回してみると俺、そこで1番年下!やった〜!周りはいつもの愛すべき先輩達。ふざけ合って、呑んで、騒いで、笑ってる。皆、それぞれ20年近く、DJなりお店なりダンスなりを続けてきてる。亡くなった仲間をいつでも心に抱いてる。音楽の事、どんなジャンルでもどんな事でも、いつでも何を質問しても的確に答えてくれる。この場所があってマジで良かったと思う。ホーム札幌、STILL NO.1。
青森。4年半ぶり。海を挟んではいるけれど、隣の県って事でこれまでも青森、弘前、八戸でライブを何度もやらせてもらってきた。着陸後、まずは鰻を喰って、最近の一押しスポットPENT HOUSEへ。良い空間!ここでやるパーティーは楽しそうだ。暗くなってきてから箱へ。何度もやらせてもらってるQUARTER。音も言葉の解像度も問題なし。青木君筆頭に弘前の仲間とも再会。顔なじみが集まってくる。本番。言葉が沁み入っていくのが感じられた。俺等と青森、深まってるね。何度目かもう解らないけど、毎回、超満員でわっしょいって感じではないんだけど、本当に、心の内側での対話が意味深い夜っす。そして俺はそんな青森が大好きだ。一瞬で100分が過ぎていった感じがする。そこで聴いていてくれてありがとうございました。終演後、仲間と
呑む。シャイで口数が少なく見えて、実はメチャ心が熱い、自分の事を「私」と呼ぶ、清廉で高潔で誇り高い青森県の人達。温かさ、優しさ、格好良さ。
気持ちの質と書いて気質。皆に会い、俺も色々学ばさせてもらってます。皆、元気で!また遊ぼうぜ。TBHR青森支部長ヨッチ、御世話になりました!
4月もライブ続きます。未だ不完全な人間が、鍛えて続けて鍛えて続けてを繰り返して続けて、完全なライブに近づこうとする姿しかそこにはないけど、
それでもそこには自分の殻をぶち破って自由になろうとする前向きさだけはたっぷりあるぜ。こっちも上げに行くから上げに来てくれよ。上がろうぜ!
人生たったの1回。知ってた?後戻りはできないぜ。進んでいこう。
ILL-B
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