MESSAGE FROM BOSS

2014.6.3(#2)
鹿児島。前夜の興奮で眠り浅かったな。ささやかな達成感は宿に置いて、チェックアウト。羽田から一気に鹿児島へ飛ぶ。良いね。この動き。留まらねえで南へ。 ヨウヘイの運転で市内へ。この日は鹿児島に根を張り活動を続けているLIFE STYLEとの2マン。舞台はキャパルボホール。3回目。ここの楽屋、俺的に日本で1番好きな楽屋。桜島と城山が見渡せて、リラックス出来ました。ただ、さすがに疲れは残ってる。。ダイとナオミと3人で励まし合う。やるしかねえ。先行のLIFE STYLEの熱すぎるライブの余波に乗り、俺等の登場。昨日の戦果など、全く通用しない。また1から切り開いていく。90分、限界まで絞り尽くしました。持てる 力は全て使い果たした。厳しいヤマだった。最後まで上げ続けてくれた鹿児島の皆のサポートのおかげです。ありがとうございました。ヨウヘイ、お疲れさん! 沖縄。前日、まさかのキャリア史上初の飛行機乗り遅れで、当日朝に那覇イン。まずは飯。みかどのチャンポン。沖縄のは麺じゃなくてご飯なんです。前回以来、これにハマっちゃってね。舞台はOUTPUT。しかもこの日は競演に赤土クルーが全面参戦。彼等は現在、ラッパーのRITTOを先頭に那覇のヒップホップを全国に伝え始めている要注目な男達なのです。ワンマンも良いけどね、こうして地元の仲間と一緒に一晩を造り上げていくのが良いね。DJ 4号棟からDJ CHEEBAへ。 そしてRITTOの登場。聴いている内に本番前の緊張も気づけばほぐされていた。独特、言い換えればオリジナル。ばっちり!で、俺等。負けじと2時間やらせていただきました。もう何度目なのか分からない那覇でのライブ、毎回外さず、大勢集まってくれて、意味深い夜を与えてもらってます。ありがとうございました。 翌日は前年同様、皆でBBQ。梅雨入り直後で寒かったけれど、沢山集まったね。俺は疲労マックスで途中まででした。。上江洲、濱里、お肉先輩、ありがとう! 石垣。去年は激暑な時期だったけど、今年はそうでもなくて過ごしやすかった。計6日間の滞在。4月末の浜松、伊勢から米子、東京、鹿児島、那覇を回って遂にキャリア最南端に到着。もうね、ボロボロに消耗していたのでね、ここはゆっくり休ませてもらいましたよ。今回は離島も行かず、昼間は本読んで、音楽聴いて、リリック書いて、夜はCOCOSONE行って白百合呑んでって感じの石垣ライフでした。忙殺された毎日からやっと逃れられました。島うしやあむりたの庭、そして 音楽、色々ごちそうになって、親切にしていただき、疲れも取れた週末、受けた恩、御苦労はステージで返すってね。そうです。ライブです。ライブしに来てるのですから。舞台は昨年に引き続きメガヒットパラダイス。YOU KNOW MY STEEZの2周年。石垣根城のヤングMC、DJ達も成長してた。俺等もこの1年の成長を観てもらうんだ。そんな意気込みで始めたライブ、いや〜石垣のお客、凄いね。1度着火すると延々上がり続けるね。主導権渡してくれないもんw。去年もだけど 今年もカオスっぷりが半端なかったです。上がってたね〜。あれだけ皆、好きにやってても、ちゃんとライブとして成立するのが凄い。懐深すぎ。勉強になるね。ありがとうございました。終わってからの呑みの嵐も話もずっと楽しすぎな夜でした。GORIKIとも邂逅出来た。力君、宮本御夫妻、本当にお世話になりました。 京都。先月も行ってたけど今回は山奥。初登場となるスターフェスティバル。久々の伊丹到着からチェックイン、今回のPAは久々のサニーさん。照明の畠中氏も合流し、ジンの運転でまずは飯。この街でライブ前の飯って言ったら、の龍門。今回も西日本最強の味をたっぷり堪能。では出発。街を出て走る事1時間。会場に到着。真っ暗闇の向こうで響いてるベースの重低音。時折聞こえてくる歓声。このワクワク感、フェスって感じだね。この日は俺等の前がO.N.O。そうですTBHが2時間使わせてもらうのだ。粋なブッキング、燃えてたよ。O.N.Oの切り開いたステージに出て行く。1時間、野外ならではの冥王星に向かっていくセットでした。 色んな趣味趣向が混在しているあの場で、最後まで受け止めてくれた皆の度量のおかげで最後まで行けた。ありがとうございました。トヨ、ジン、お疲れでした。 豊田。初上陸。TURTLE ISLANDの本拠地。彼等が主体となって創り上げている橋の下世界音楽祭という名の祭。遂にやって来た。噂は聞いていたが、実際足を踏み入れると、世界違いすぎ!これは文や写真では伝わらないよ。実際にその場に行って感じるしかない。とにかくハンパなく奇抜で自由な祭でした。携わってる人の情熱があちこちに発露しまくってて、しかもその細部までセンスの良さに驚きの連続。これが本当に目の前で起こっている事なのかっていう陶酔の中にいた。ライブ、どっか〜んとやれた。貴重な時間を無駄にすることなく、自分等の表現を貫けました。強者揃いのあの場に、実際に体を運んで、俺等なりの、札幌ヒップホップのやり方で、ばっちり筋は通した。ありがとうございました。しっかし、超!凄い祭でした。これを知っちゃったらヤバいよな〜。久々の激烈なカルチャーショック。大トリはTURTLE ISLAND!もう誰にも止められない。天下無双。同じ時代に生きれて光栄です。祭の終わり、まだ帰れずに残ってる地元豊田生まれ、名古屋生まれ、東海生まれ、北海道生まれ、日本生まれ、モンゴル生まれ、雲南生まれ、ジャカルタ生まれ、入り交じって随分呑んだ。馬鹿な話を片言の英語で伝え合い、よく笑った。これ以上ない夜だった。俺にとってウッドストックはDVDの中の出来事だが、俺にはここがあるんだ。これが俺の言い過ぎかどうかは、来年、あなたが観に行くと良い。とにかく!頂点極めた夜だった。愛樹、根木ちゃん、TURTLE ISLANDの皆、携わっていた皆さん、本当にお疲れさまでした。貴重すぎる経験をさせてもらいました。ライブ直前以来、何も喰わずにず〜っと遊んでたから、翌日の味噌煮込みうどんが沁みたぜ。和尚、いつもありがとう。 夏が近づいてきたね。今を楽しんでいこうぜ。ステージで待ってるよ! ILL-B


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