ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB) MONTHLY REPORT 2006.11

はい どーも 札幌はいよいよ秋から冬に ゆっくりと移ってきてる カレー食った帰り 豊平川沿いプラプラ歩いてっと
紅葉もきれいでさ 空気も凛としてて この季節結構好き すぐに冬将軍が攻めてくっけどさ そっちはどうだい?

まずはJ.S.S. 長ーいプロジェクトだったが いよいよと言うか 俺的にはあっという間に佳境に入ってきたよ
そうなのです 11月3日 JAPANESE SYNCHRO SYSTEMのアルバム「THE ELABORATION」(CD)の発売です

我々は そこで誰の事も否定していない 愚直に 肯定が産む力を信じている

アルバムは全10曲入り インストも速いのから遅いのまで 歌 ラップ アンビエント カバー あらゆる 今考えられる限りの
アイディアが 1枚に凝縮されています ダンスミュージックを自負してはいますが ダンスフロアーのみならず 生活のあらゆる場面に
リズムを刻み 景色に色を滲ませる事の出来る作品と思ってる ここまで来たら多くの飾り言葉は不要でしょう 独りで あるいは友人と
愛する人と 先月も言いましたが 楽しんで欲しい 今もシンプルに 心からそう思っている

成り上がりの音楽ばかりを創ってきて(それだけではなかったけど 成り上がりは重要なキーワードだった) 自分を高めたいという欲は
未だ旺盛なんだけど まさか 自分がこんな融和を求める曲達を創るとは思わなかった しかしね 正直に創ってこう鳴ったんだから
これは隠しようがない これも俺だ いつからか 俺はそう思うようになっていた そして成り上がりの言葉を吐く時よりも ずっと
ずっと勇気のいる表現でもあった ったくやるまで知らなかったよ

このアルバムを完成するにはとても多くの人の手を借りています 制作責任者である本田氏 エンジニアのトクちゃんの2名には
俺ら二人の至らない部分を 気づかない部分を 出来ない部分をサポートしてもらいました この作品そのものの価値 この揺るぎない
完全無欠の世界観を 俺は カームさんと そしてこの二人と共有していると俺は思っている ご苦労様でした そしてありがとう
そして参加してくれた多くのミュージシャンの皆! 皆のスキルが無くては 往年の数々の名曲達には 太刀打ちできはしなかった
今は もちろん勝ち負けなんかではないが 勝てはしないけれど 負けない作品が出来たと思っている アルバムの中に散りばめられた
宝石のような数々の名演奏が 俺とカームさんの透明な想いをはっきりとした形にしてくれている 本当に助けられました ありがとう
そしてデザイン 宣伝 制作担当のスタッフの皆にも感謝です 人に聴かれる事を俺らが求めていなければ 作品など創って終わりである
しかしこれは多くの人に届く場所に置きたいと願って創られた音楽です 皆の尽力が無ければこれは不可能なんだ 毎月 多くの新譜が
産まれ 売られ 流れていく お客が再生ボタンを押してくれれば全てがはっきりすると俺は思っている そこまでの スタジオから
店頭までの 長い道を 我らの音楽を 損なわずに導いてくれたスタッフの皆の 献身的かつ寡黙な努力にも感謝します ありがとう

長い時間と無償の努力を詰め込んだアルバムよ 知ってると思うが お前は無敵だ 世に出て 独りで あの完璧な演奏を再生するのだ!
さあ もう行け!

5枚目の12インチシングルのリリースは11月28日辺り タイトルは「A DAY IN THE LIFE」

12月の中頃にもう1枚出して その時点をもって2006年 JAPANESE SYNCHRO SYSTEMプロジェクトの終了です

そしてやっております 産まれてるよー 平岸で THA BLUE HERB 3枚目のアルバムに向け制作進行中!

DYEのMUSIC BOXは今年一杯で終わりです 残りわずかなんでしっかり効いてくれ

EARTH PHOTOはモロッコからの分を掲載しています

でわ 健康で ILL-B