ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB) MONTHLY REPORT 2015.07

7月。

今年の頭からずっと続けてきた俺の初となるソロアルバム制作プロジェクト。長かったインプットを経て、ビートはほぼ出揃い、ゲストラッパーとの
やり取りも終え、数曲の録音を残すだけの地点まで来ています。THA BLUE HERBの制作と違って、日本中のビートメイカーにお願いしているので
各々にスタイルや流儀があり、まずそれに触れられるのが楽しい。皆さんそれぞれが忙しい職人なのですが、渾身のビートを送っていただいてます。
そしてゲストラッパーね。THA BLUE HERBでは言葉は俺独りで全て完結させてきたのですが、今回も無論、俺独りでの曲が主体ですが、数曲に
ゲストを迎えてます。シンガーとか楽器などではありません。全員ラッパーです。俺の作品特有の長いバース(受け持つ歌詞)のオーダーに対して
皆、頼んで良かったといつも思える仕事をかましてます。ヤバいよ〜!ビートメイカー、ラッパー、年上、同世代、年下、マジで凄い顔ぶれです。
公式twitterで録音作業の経過をノリで公開してきましたが、来月には今年の後半に向けたスケジュールをここでバシッと発表出来る見通しです。
複数のリリースが控えております。そしてリリース後のツアー(これはTHA BLUE HERBで行います)と、今年の後半、怒濤の攻勢を仕掛けます。

それは帰還でもあるが同時に今までやってなかった事への挑戦、そこへの出立でもある。勝算はある。連れていく自信があるからここに呼びに来た。
正直、今年の2月から今月までは個人的な雌伏の日々。ここで話された言葉、意味のないものは一言もない。けれどもここからが本番。マイク1本で
この世界に殴り込んでから今日まで、既に去っていった仲間も多い。今もここに居合わせているあなたに言っとく。宴は近い。仲間に伝えてくれ。

俺が言ってた、と。集まれ、と。問答無用、がっつりハメ込んでやる、と。あれ以上はないと思っているならまさに俺の思う壷だ、と。伝えてくれ。

では来月1日、ここで。

ILL-B