ILL-BOSSTINO(THA BLUE HERB) MONTHLY REPORT 2017.03
3月。
もう6年、いや、まだ6年か。。
来たる10月29日のTHA BLUE HERB結成20周年ライブの詳細が少しずつ決まってきております。来月1日には特設ホームページを開設します。お楽しみに。
2月はライブが3本。どれもバンドとのツーマンでした。
横浜。長年俺等が横浜でライブをするならいつもここっていう箱だったClub Lizardがビルの立て壊しで閉店してしまう。永遠に続くものはない、いつもそう
思ってはいるけれど、この報せは寂しかった。もう何度もイカレた奴等と同じステージを分け合いながらド派手な勝負をカマしてきた箱だったんだ。最後に
もう1度ブッキングをしてくれた。対バンはYOUR SONG IS GOOD。朝霧で初めて会い、去年埼玉で会い、次はどこかでツーマンやろうぜ、その時は一緒に
セッションもしようぜって話してた。お客もばっちり入ってくれてる。先攻は俺等。感謝と、それだけでは終わらない未来に向けた言葉を幾つも置いてきた。
ありがとうございました。後攻はYOUR SONG IS GOOD。上がりまくった!からのセッション。どうやる?よりも、せーので音を出せばきっとうまくいく、
そういう話しかしなかった。っていうかうまくいく予感しかしてなかった。結果、最幸に良い雰囲気が充満したセッションになったね。しんみりっていう感じ
ではなくて、皆で笑ってClub Lizardのラストを彩った感じになった。最後の最後でまた良い思い出を与えられました。吉野、長年のサポート、ありがとう!
高崎。この日の対バンはG-FREAK FACTORY。彼等のツアーの最終日、しかも彼等の地元高崎。チケットは速攻でソールドアウト。ツーマンとは言っても、
確実にG-FREAK FACTORYの夜。俺等を知らない人達が殆どである事は容易に予想出来た。俺等を知っている人達、楽しみに待ってくれていた人達、無論、
ありがたい事であるし、そういう人達だけに囲まれる夜は幸せな事だ。でもそれだけでは終われない。初めて出会う人達に、どうアプローチして、与えられた
時間の中で自分達をどう表現するのか。とても苦しい事だけど、これを避けてしまっては危うい。そんな貴重な機会。当然先攻は俺等。丁寧に、聴き取りに
気を配り、しかしラフでタフに、出来る事は限られてるが、その幅を最大限広げて攻めていく。楽しみたい、楽しんでほしい、そんな入口から、出口は皆で
突き抜けたい、55分でやり切った。あれでダメならどうしようもない。死力尽くしてそこまで行けた。そしてお客も万雷の拍手を与えてくれた。何よりです。
ありがとうございました。後攻のG-FREAK FACTORYはそりゃ凄かった。素晴らしかった。良いもの魅せてもらいました。誘ってくれて本当にありがとう!
沼津。10年ぶりだってよ。随分時間が経ったな。この夜はOLEDICKFOGGYとのツーマン。一緒に創った「弾丸さえあれば」を携えたツアーの初日。ここは
OLEDICKFOGGYの地元。やっぱりそれぞれの地元は外せないっしょって事で帰って来れた。快晴。富士山が見えた。前売りは今夜もソールドアウト。箱の
キャパを考えると灼熱必至だな。望む所だ。先攻は俺等。10年ぶりだからな、まずは俺等が何者で、どこから来たのかをはっきり口上カマしてから始めた。
噂に聞いてたが荒いお客が沢山いてくれて、緊張感も常にあって、こっちも楽しめた60分になった。ありがとうございました。終わってあちこちで10年前に
出会っていた仲間にも大勢会えた。皆、何も変わってなくて、超上がったよ。しかも皆がOLEDICKFOGGYの仲間で、そんな皆と聴くOLEDICKFOGGYがまた
最高に沁みました。やっぱり俺等にとっての札幌や、前夜のG-FREAK FACTORYにとっての高崎、そしてこの夜と、バックグラウンドを知ってから聴くのは
効きが違うよね。「弾丸さえあれば」も皆がその曲をも待っててくれてた事も感じられて、このツアー初日を沼津でやって本当に良かった、と思ってました。
OLEDICKFOGGYとのツアーは3月も3ヶ所、旭川、札幌、東京で開催。3月11日にはいわきへ。大阪ではMOROHAとのツーマン。そして沖縄にも行くぜ〜!
春が近いね。意味深い3月。俺等は生きてる。日々を無駄にせずに楽しんでいこうや。
ILL-B